こんにちは!
7月1日は「メタ認知トレーニング」を受けました。
「認知」というのは「感じる、考える」という意味です。自分の考え方についての勉強です。先週まで「自尊心」について勉強していました。1日からは「うつ病についてのメタ認知トレーニング」が始まります。客観的に、自分を見る作業です。自分が地球だとして、人工衛星になったつもりで眺めます。
なにか出来事が起こったとして、人によって行動や結果が違ってきます。それは信念や思考スタイルが違うからです。うつ病の人は、独特な方法で情報を処理するそうです。メンタル・フィルター、ポジティブなことへのダメ出し等です。
メンタル・フィルターは、色眼鏡です。人工衛星がサングラスをかけると、地球が暗く見えます。たとえば会議で、自分が話したとします。その間、ほとんどの人が聞いていたけれど、1人だけスマホをいじっている人がいました。この出来事はメンタルフィルターを通して見ると「誰も私の話を聞いてくれない。私自体がすべてダメ」という考えになったりします。ここで冷静になって、別の考えを出します。「何人かは質問してくれた。一人だけスマホをいじっていたけれど、あの人はいつもそうだ。あと、議題に興味がない人もいる。そんなに落ち込むことないよ」と考えます。どちらの方が、生きやすいと思いますか。私は後者だと思います。
次にポジティブなことへのダメ出しについて書きます。それは、極端な謙遜、自分への値引きです。「自分なんて全然よくない。周りのほうがすごい。私なんか・・・」謙遜も、行き過ぎるとうつ病に繋がります。自分への値引き、仮に褒められたとして「褒められたのは、周りの人が頑張ったから。きっとお世辞だ。」と考えたとします。そういう風な考え方をずっとしていると、うつ病になりやすいそうです。
大事なのは、考えの癖や歪みに気付くことです。ただし、正しい物事の捉え方はありません。考え方は人によって違っていい、正解はないです。
7月1日は、このようなことを勉強しました。また、この日は北大の先生が見学に来られました。「日本一素晴らしい授業!みなさん、コノイロは最先端のことをやっていますから!!大船に乗ったつもりでいてください」とおっしゃいました。私が褒められたみたいで正直嬉しかったです。
(おつぼねしまむらおばさん)
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